朝一のたんぱく質

2024年01月20日

栄養指導

こんにちは!
パーソナルトレーニングジム ボディメンテナンス各務原 トレーナーの平塚です。

朝食は睡眠中に失われたエネルギーを補い、活動的な一日を過ごすために欠かせないものです。

しかし朝食を用意する時間がなく、パンやご飯のみで済ませたり、朝ごはんを食べる時間自体がなく朝食を抜いたりする方が多くいます。

朝食をおろそかにすると体に必要な栄養素が補給されず、集中力や記憶力の低下につながる恐れがあります。

朝食は朝の限られた時間でも、きちんと食べなくてはなりません。

とくに、朝食で十分なタンパク質を摂取すると、効率よく筋肉が合成されて痩せやすくなるほか、体内時計がリセットされ、健康的に過ごせるなどのメリットが得られます。

睡眠時はたんぱく質消費量が多い

睡眠中の人間の体内は多くの成長ホルモンが分泌されており、体の機能をコントロールしています。
成長ホルモンが活発になると、タンパク質の吸収が促進されて筋肉量を増やします。
睡眠中は飲食による栄養補給ができないことから、寝起きの体はタンパク質を含むさまざまな栄養素と水分が不足した状態です。
そのため、朝食を食べなければ栄養が足りないまま昼食までの時間を過ごすことになり、体調不良やパフォーマンスの低下につながる恐れがあります。
タンパク質が不足したままの状態では、筋肉はもちろん健康的な髪、肌、細胞も育ちません。
そのため、寝起きにお腹が空かないと感じる方でも、まずは少量でも良いので朝食を食べてみましょう。

効率よくタンパク質の合成が可能

タンパク質は筋肉を構成するのに欠かせない成分です。筋肉トレーニングをしてもタンパク質が不足していると、思うように筋肉を増やせません。
筋肉はダメージと修復を繰り返して太く大きくなります。筋肉を育てるためには、トレーニングと回復のサイクルが欠かせないといえるでしょう。
タンパク質は筋肉のみでなく、細胞や臓器、皮膚、髪の毛などさまざまな組織を構成しています。
摂取したタンパク質がすべて筋肉に使われるわけではないため、人間は一日を通して定期的にタンパク質を摂取し、補給する必要があります。
一般的に朝食ではタンパク質の摂取量は少なく、夕食では多い傾向にあります。
朝食でタンパク質を十分に摂取することは、効率よく筋肉量を増やすことに役立ちます。
筋肉量が増えれば基礎代謝が向上し、痩せやすい体が手に入ります。
さらに、適度な筋肉がある体は引き締まり、実際の体重よりもスタイルがよく見えます。

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