焼き芋の健康効果

2024年02月5日

こんにちは!
パーソナルトレーニングジム ボディメンテナンス各務原 トレーナーの平塚です。

急に焼き芋が「健康にいい」と言われても、ピンとこない方が多いでしょう。焼き芋が健康によいと言われている理由は、焼き芋には食物繊維、ビタミンC、レジスタントスターチ、ヤラピンなどの多くの栄養素が含まれていて、それぞれに健康効果があるとされているからです。

食物繊維

焼き芋には多くの食物繊維が含まれています。その量は、なんとご飯の10倍。
食物繊維にはナトリウムを吸着して、体外に排出する作用があります。
健康診断で血圧の値がよくなかった人は、積極的に焼き芋を食べることで、血圧改善の効果が期待できます。
また、焼き芋に含まれる不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は、両者をバランスよく摂ることで腸内環境が整います。便秘に悩む人に効果的な栄養素なのです。

ビタミンC

焼き芋にはビタミンCが豊富に含まれています。
平均的なサイズの焼き芋に含まれているビタミンCの量は、レモン2個分に相当します。焼き芋に含まれているビタミンCの凄さは、これだけではありません。
通常ビタミンCは熱に弱く、調理されると壊れてしまう栄養素です。しかし、焼き芋に含まれているビタミンCは、でんぷんに守られているために、焼き芋にしてもビタミンCの減少量が少ないといわれています。ビタミンCには、免疫力を高める効果があるので、健康維持のために摂取しておきたい栄養素なのです。

クロロゲン酸

さつまいもには、クロロゲン酸という成分が含まれています。さつまいもの皮の近くに含まれており、調理の段階で緑色に変色することがありますが、食べても体に害はありません。むしろ、クロロゲン酸はポリフェノールの一種なので、抗酸化作用などが認められ、健康維持に役立ちます。

ヤラピン

焼き芋には、ヤラピンという栄養成分が含まれています。さつまいもを切った時に切断面から出てくる白色の液体、これがヤラピンです。皮寄りの部分に多く含まれていることから、皮ごと食べることがおすすめされています。ヤラピンにはデトックスの作用があると言われています。食物繊維と一緒に摂取することで整腸作用があります。

レジスタントスターチ

焼き芋には、レジスタントスターチという難消化性でんぷんが含まれています。難消化性デンプンとは、食物繊維と似ていて、胃や小腸で消化されにくく、大腸まで届くことで腸内環境の改善に効果があると言われています。またレジスタンとスターチには、血糖値上昇の抑制の効果も認められているので、健康診断で血糖値が気になった方にもおすすめの栄養素なのです。

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