根菜の効果!

2024年03月24日

こんにちは!
パーソナルトレーニングジム ボディメンテナンス各務原 トレーナーの平塚です。

野菜はダイコンやゴボウなどの「根菜類」、ホウレン草や春菊などの「葉茎菜類」、トマトやキュウリなどの「果菜類」に大別されます。
根菜はほかの野菜よりカロリーが高いので、そこだけを見ると「太るのでは?」と思いがちですが、実はダイエット効果がある野菜なのです。

食物繊維とミネラル

根菜は糖分が高く、体内で吸収されると「脂肪」として蓄えられるので、確かに食べ過ぎは禁物です。ただ根菜には同時に食物繊維やミネラルも豊富に含まれているため、適量ならしっかりとダイエット効果を得ることができます。
食物繊維は体内の老廃物を絡めとって塊になり、腸壁を刺激してお通じを促します。糖分が高いと言ってもケーキやスナック菓子とはわけが違うのです。

根菜の種類

根菜にはダイコンやカブ、ニンジン、ゴボウ、長イモ、ジャガイモ、サツマイモなどがあります。イモ類にはでんぷんが多く含まれているので、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎになってしまい、返って太りやすくなってしまいます。
最もダイエット効果が期待できるのは糖分の少ないダイコンです。

ダイコンの消化酵素

ダイコンにはアミラーゼとイソチオシアネートという消化酵素が含まれています。アミラーゼは、糖質の代謝を促進する働きがあり、糖質が脂肪として蓄積するのを防ぐ効果が期待できます。またイソチオシアネートは、ダイコンの辛味の元となる成分でもあるのですが、血行の促進や活性酸素の除去などの働きがあるため、細胞に新鮮な酸素や栄養を届け、代謝をアップさせる効果が期待できます。

根菜の力

根菜類には、体を温める効果もあります。ビタミンCやビタミンE、ミネラルが豊富に含まれているからです。ビタミンCには、鉄の吸収を助ける働きがあり、鉄は体に欠かせない「必須ミネラル」の1つです。さらに、ビタミンEは血液の流れをよくする働きがあり、いずれのビタミンも「体を温める」という、大きな役割をはたしてくれているのです。体温を上げることで免疫力がたかまり、感染症にも強くなります。

きんぴらごぼうの秘密

ニンジンにはカリウムやβカロテンが、またゴボウには食物繊維とマグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれます。食物繊維は便をやわらかくする働きがあり、カリウムは体内の余分なナトリウムを取り除いてくれるため、むくみや高血圧の予防になります。またβカロテンには皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保つ働きがあります。「きんぴらごぼう」のニンジンとゴボウは最強のコンビなのです。

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