お餅はほんとに太るの?
2024年01月8日
明けましておめでとうございます!
パーソナルトレーニングジム ボディメンテナンス各務原 トレーナーの平塚です。
お正月に食べるものといえば、おせちとお餅のイメージですよね。その中でもお餅は「食べ過ぎて太った。」と感じる方が多いのではないでしょうか。
今回は、お餅は本当に太るのか、また、太りにくいお餅の食べ方についてお伝えしていきます!
お餅のカロリー
みなさんは1食にお餅は何個食べますか?もち米から作られている「お餅」のカロリーは、通常のご飯と比べてどのくらいなのでしょうか。
お餅のカロリーは、大きさによっても異なりますが、切り餅(50g)1個で約110kcal、丸餅(40g)1個で約90kcalです。
お餅をごはんの代わりに食べる場合、普通の茶碗でごはん1杯(150g)約230kcalと同等のカロリーにするには、お餅は2~3個程度までにすると良いでしょう。
お餅はなぜ太るのか?
ダイエットの基本として、体重が増加する原因は摂取カロリーが消費カロリーを上回るためです。
お餅のカロリーは先述のとおりですが、カロリー以外で「お餅は太りやすい」と言われる理由をお伝えしていきます。
食べる量が多くなりがち
栄養素(100g当たり) | もち | ごはん | 食パン | うどん | そば |
エネルギー(kcal) | 223 | 156 | 248 | 95 | 130 |
タンパク質(g) | 4.0 | 2.5 | 8.9 | 2.6 | 4.8 |
脂質(g) | 0.6 | 0.3 | 4.1 | 0.4 | 1.0 |
炭水化物(g) | 50.8 | 37.1 | 46.4 | 21.6 | 26.0 |
糖質量(g) | 50.3 | 35.6 | 42.2 | 20.3 | 23.1 |
お餅は他の主食と比べると炭水化物の量が多く、カロリーが高いため、同じ量を食べてしまうと、カロリーオーバーにつながります。お餅は焼くだけで手軽に単品でも食べやすいため、食べる量が増えてしまいがちです。あらかじめ食べる数を決めておくと良いですね。
甘いものと合わせて食べる
ぜんざい・おしるこや砂糖が入ったきな粉、砂糖醤油など甘いものと合わせて食べてしまうと高カロリーになりやすく、太る原因になります。
太りにくい食べ方
ダイエット中、お餅を食べる時には次のことを気を付けるようにしましょう。
食べる順番を考える
お餅を食べる前に、野菜やきのこ、海藻類など食物繊維が含まれている食材を先に食べると、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。また、満足感もでるので、お餅の個数も抑えることができます。
1食のカロリーをコントロールする
お正月はおせちとお雑煮の組み合わせで食べることが多いですよね。おせちは日持ちさせるため、しっかりした味付けで、黒豆や栗きんとんなど甘いものも多いため、つい一緒にお餅も2個、3個と食べてしまうという方もいるのではないでしょうか。お餅と一緒に食べる際は、野菜中心のおかずや、タンパク質が摂れるおかずを選んだり、お餅を1個にしたりするなどして、1食の適正カロリーを守るように気を付けましょう。
ダイエット中嫌煙される餅ですが実は時間がない時や食欲がない時でも手軽にエネルギー補給ができる食べものでもあります。個数や食べ方に気をつければ大丈夫です。一緒に食べるものと量を意識して、美味しくお餅を食べてくださいね。